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ジャックと豆の日記です。
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6月2日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


 ワニのロゴマークで日本でも親しまれる、仏アパレルメーカーのラコステは1日、2007/08年秋冬の新作を東京・恵比寿の恵比寿ガーデンプレイスで発表した。かつて一世を風靡(ふうび)したスポーツウエアといったイメージの強いラコステだが、フレンチカジュアルをふんだんに取り入れた「ちょっとぜいたくな街着」への路線転換を打ち出している。

 新作のテーマは「フランスの秋冬の週末」。パリジェンヌを思わせるベレー帽にサブリナパンツ、ミニのニットドレス、70年代の映画女優のようなトレンチコート-といった小粋な装いが登場した。フランスの女子学生を思わせる「フレンチ・プレッピー」の着こなしを提案している。

 発表会場では少年のようなパンツルックにネクタイの組み合わせや、帽子を斜めにサスペンダー付きのパンツといった「甘すぎない遊び心のある街着」が多くみられた。

 ラコステは緑のワニのロゴマークのついたテニスやゴルフウエアとして、1970年代に日本で人気を博したブランド。ここ数年、古着市場で注目され、若者の間で再び人気が出た。このタイミングに合わせ、新たなデザインの投入で新市場を開拓したい考えだ。

 日本での販売元ファブリカ(東京都渋谷区)の斎藤貴社長は「フレンチテイストのカジュアルファッションは今の日本市場には新鮮。日本のスタッフが手を加えることでレディースを中心に日本市場向けに新たなイメージで商品展開をしていく」と期待を寄せる。

 ラコステはウィンブルドン制覇のテニスプレーヤー、ルネ・ラコステ氏が創設し今年で75周年を迎える。スポーティなカジュアルウエアとして、仏、英、米国など世界市場で親しまれてきた。

 2002年にファッションデザイナーのクリストフ・ルメール氏を迎えてから、脱スポーツウエアに舵を切り、ファッションを楽しむ街着のイメージづくりに取り組んでいる。(


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