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ジャックと豆の日記です。
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 ◇「日々精進していく」
 県立響高校(下関市豊浦町小串新宮)相撲部前主将、天野光稀君(17)=3年=の大相撲・境川部屋への入門が決まり、その壮行式が8日、同高であった。角界入門の夢を実現するため、厳しい稽古(けいこ)に耐え、さまざまな苦難を乗り越えて輝かしい成績を残した。現在、角界は春場所中止などかつてない試練に立たされているが、強い決意で入門する天野君の活躍を期待した同級生や恩師から温かい声援と大きな拍手を送られた。【松田栄二郎】
 天野君は小学校時代に相撲を始めた。同高相撲部に入部後、甲状腺の機能障害や骨折で入退院を繰り返すなど1年間は満足のいく稽古ができなかったが、病気やけがを克服し、身長178センチ、体重140キロの堂々たる体格で、昨年の県体育大会やインターハイ県予選で個人優勝するなど数々の成績を残した。
 壮行式には同高生徒や教師、境川部屋の境川親方自身も出席。まず、原田博久校長があいさつで、同高OBの豊響関や豊浦町出身の豊真将関らの名前を挙げて「豊浦町から新たに力士が誕生することは町民の励みになる」と喜んだ。また、大相撲の八百長問題に触れつつ「若い力士が砂や汗にまみれて頑張る姿に感動する人が多いのも事実だ。天野君には立派な力士になって町に錦を飾ってほしい」と激励した。
 境川親方もあいさつし、八百長問題について「いくら謝っても申し訳ない思いでいっぱいだ」と深々と頭を下げた。その上で「天野君は責任を持って厳しく、大事に育てる」と力強く語った。
 最後に天野君も「これまでお世話になった方への恩返しのため、日々精進していく」と決意を述べると、同高応援団が校歌を歌って入門を祝った。その後、教室に戻った天野君が同級生から花束や寄せ書きを受け取ると、「天野、頑張れ」との声援がわいた。
 壮行式後、記者会見に臨んだ境川親方は「天野君は素直で、全てにおいてまじめだ。もっと力を付け、どんどん前に攻めていく力士に育ってほしい」と期待を込めた。天野君も「親方を信じて頑張るだけだ。豊響関のように立ち合いから当たって一気に攻める力士になりたい」と抱負を語った。
 天野君は来月7日の新弟子検査後、同部屋に正式入門する。

<毎日新聞より>

揺れている角界。
明るい話題ですね。
分かっていながら挑戦するなんて、すごい。
それも若い子でしょ。
八百長をやった力士は見習わないと。
活躍を期待しています。
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